連日猛暑が続き、我が家でも冷房がフル稼働しているような状態だ。
部屋が涼しくなり快適に過ごせるのはいいのだが、どうも室内の温度が必要以上に下がり過ぎる。
日中、エアコンの温度は30℃に設定しているのだが、しかし室温は約25℃近くまで下がってしまう。
しかし夜間など外気は冷たいが室内には熱が籠っている、というような状況では逆に設定温度をかなり下げないと作動してくれない。
なぜ室内の温度が下がり過ぎるのか
どうも室温を無視した温度調整をしてくるのだが一体どういったわけなのか?
グーグル先生やヤフー先生に聞いてみるとこのような答えが載っている。
エアコンは室内ではなく空気の吸い込み口付近の温度を元に冷房温度の調整をするため
なるほど、それで昼間あんなに部屋の温度が下がるわけなのか…。
外の気温は高いしね。
しかしなぜ吸い込み口側の温度を基準に作動するのか。おかしくないか?
他にもこんな答えが。こちらはH電気さんからの回答とのこと。
クーラーの設定温度より部屋が寒い!エアコンで対策できる?:日立さんに聞いてみた(2)
特に弱風など、エアコンの風が弱いときには、お部屋の空気の撹拌能力が下がります。
冷房時は比重の重い冷たい空気が、床の近くの低い位置に滞留しやすく、暖房では逆に、比重の軽い暖かい空気が、天井付近など高い位置に滞留しやすくなります。
この結果、エアコンが感知した温湿度と、床面でお客様が計られた温湿度の差が、さらに大きくなることもあります。
こちらの理由の方が幾分納得できますな。
サーキュレーターとか無いから、取り敢えず風向を一番上向きにしてみる。
で、効果があったのか? というと、やっぱり寒いぞ。
まあ、風向を上向きにするだけじゃあね…
対策としてエアコン室外機に日除けを取り付けてみる
何もしないのもアレなので取り敢えず何かしらの対策を取ることにした。
もし吸い込み口側の温度が原因なら室外機の周りの温度を下げればいいわけでしょ。
ちょっと気温下げて来るわ。
おお~天の神よ~我に力を与えたまえ~ てやーー!!
とか出来ないからどうしようかと考えたんだけど、先日「エアコンの室外機を直射日光から遮ると電気代がぐっと下がる。」という話を読んだので、電気代が下がるついでに室温も下がるかな?と思い実践することにした。
ところで何を使って遮るかだ。
この時期だし100均に行けばすだれとか売ってるかな?ってことで100円ショップへ足を運んでみる。
行ってみると売ってる売ってる。
様々なサイズのすだれがたくさん売っている。
しかもちゃんと100円(税抜き)。
どのサイズにしようかな?と物色していると、その横にもっといいものが。
四つ角にハトメの付いた日除け用のビニールシート。取り付けやすそう。
すだれだと雨に濡れた後に腐ったりしてしまわないか心配だったので、断然こちらの方が魅力的。
使い終わった後もコンパクトに捨てられそうだし。
ダ○ソーさん、いい仕事してます。
てことで、購入して帰宅した後に早速取り付けてみた。
こんな感じに。
これでちゃんと熱が遮れるのか?
一応日陰にはなっているけれども内側から見ると結構光が透け込んでいる。
向こうの景色がよく見える。
断熱用のアルミシートなどで完全に日光を遮った方が断然効果が有りそうだけど、あまり空気抵抗があると風に飛ばされそうなのでこちらのシートで取り敢えず検証してみる。
以前真夏に直射日光の当たる場所に温度計を置いてみたところ、みるみると表示が40℃→50℃→60℃…と上昇していったことがある。
それくらい直射日光下は高温になるのだから何もしないよりはいいだろうと思い、しばらくこれで様子を見ることにする。
日除けによる室内の冷房温度に対する効果は?
日除けによって本当に電気代が下がるのか?
結果は来月の検針日まで待たなければ分からない。
とろこでそれはそうと室内の気温には何か変化があったのか?日除けを取り付けてすぐに室外機の熱が収まるわけでは無いのである程度時間を置かないと分からないが…
今のところの体感としては、特に変わらない感じ。
心持ち涼しくなった気がしないでもないけど、多分そう感じるのはさっきの労働の結果、室温が下がったと思い込みたい願望からだと思う…。
でも室外機の状態は以前よりは少しマシになっているわけだし、もしかすると本当に電気代が下がるかもしれない。
ってことで、来月まで希望を胸に冷房に震えながら生きることにする。
後日談の「冷房の温度が下がり過ぎるので対策としてエアコン本体を冷やしてみた」もよろしければどうぞ。こっちは効果があった!
