冷房の温度が下がり過ぎるので対策としてエアコン本体を冷やしてみた

我が家のエアコンの冷房の効きが良すぎて困っている。

設定温度を30℃と高めに調整していても、実際にはその室温をかなり下回っても冷却活動を止めようとせず、部屋がどんどんと過剰に冷やされていく。

部屋の中の人間は寒さに凍えなければならず、しかも電気代も掛かるので何もいいことが無い。

この状況をどうにかしたいと考え、素人なりに対策を取ることにした。

 

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エアコンの過剰冷却への対策 その1

エアコンの温度調整は吸い込み口側の温度を基準にしているので部屋の中の温度が下がり過ぎる

という声をネットで拾い、取り敢えず室外機付近の温度を下げようと思い、室外機の上に日除けを取り付けてみた。

 

 ←こんなふうに。

 

結果、効果があったのかというと

特に変わらない感じ。
(※日除けを付けるとエアコンの冷却効率が良くなり節電にはなるらしい。)

 

エアコンの過剰冷却への対策 その2

エアコンから吐き出された冷たい空気は部屋の中の低い位置へと下がっていくので、送風機能やサーキュレーターなどを使って部屋の中の空気を循環させるのが良い

という情報を同じくネットで拾ったので、またしても実行してみる。
サーキュレータが無いので取り敢えず風向を上向きにしてみる。

 

結果、効果があったのかというと

あまり変わらない感じ。

さすがに風向を上向きにするだけではあまり効果が無いのかもしれない。

 

エアコンの過剰冷却への対策 その3

冷房によって部屋が涼しくなるのは、エアコン本体の中にある熱交換器によって部屋の中の暖かい空気が冷やされ、熱が部屋の外へと運ばれているため

という知識をダ□キンHPの【空気の学校】ページより学ぶ。

 

もしかすると部屋の中の空気が循環出来ていないために、エアコンが部屋の上部の暖かい空気をどんどんと冷やし続けているのかもしれない。

しかしそれにしても温度が下がり過ぎである。現在室温26℃。

他にも原因があるのではないかと考え、我が家のエアコン本体が部屋の南面に設置されているということに着目する。
そして外からの日光と熱によって部屋の壁が熱せられた結果エアコン内部にも熱が籠っているのではないか?という結論に達する。

もしそうであるならば、エアコン本体を冷やせばいいわけである。

といっても保冷剤などで冷やすのではきりが無いのでどうしようかと考えた結果、自分自身の力で冷えてもらうことにした。

 

秘儀・涼風返し!

 材料:段ボール(セロテープで貼り付け)

冷たい空気を跳ね返す。
これならエアコン付近に冷たい空気が充満するし、エアコン本体も冷却出来るかもしれない。

 

結果、効果があったのかというと

それまで絶え間無く冷たい空気を吐き出し続けていたエアコンが、10分ほど経過した後にその活動を止め沈黙したのである。

偶然かな?とも思ったのだが、その後も部屋の温度が下がり過ぎる度にこの方法を取っているのだが、大体5~10分くらいで効果が現れる。
逆に暑くなってきたなと感じたら取り外すのだが、するとほどなく冷房の運転を再開し始める。
嘘みたいな本当の話。

 

しかし見た目があまりにもアレなので少し改良してみた。

 材料:画用紙

お粗末な感じはそのままだけど、さっきのよりは冷却の効率がいいかもしれない。

 

それでもやはり無造作なので試しに顔を描いてみた。

少し楽しくなった。

 

エアコン本体を冷やしてみたら効果があった

上述の通り、エアコンの本体とその付近を冷やしてみたらそれまではガンガンに効いていた冷房の働きが緩和された。

実際に室温を見てみると、以前は設定温度が30℃の場合でも26℃くらいまで冷やされていたのが、今では28℃近くにまで上昇している。

しかし人におすすめできる方法かというと、科学的な確証も無いし見た目も含め微妙なところだが…
省エネ効果が有るのかどうかという点も、しばらく様子を見なければ分からないことであるし。

あと、防風装置と吹き出し口からの距離があまりにも近いと、冷たい空気が充満し過ぎて結露が出来てカビが生えてきそう…。そこは心配。

まあ、もしも物好きにもやってみたいという方がいらっしゃるなら、一度ダメもとで試してみるのもいいかもしれない。