ゴキブリが嫌いなので奴らに遭遇した時に備えて殺虫剤を常備している。
しかし正直それだけでは心もとない。
以前ゴキブリと遭遇した時にはあまりの素早さにその動きについていけなかったし、何よりも殺虫剤をかけても即死しなかったからだ。
結果としては、
殺虫剤噴射→G突然の発狂→その後うごめく→死ぬ気配が無いから圧死させる
っていうプロセスを踏んだ。
ゴキブリって殺虫剤では死なないのか?不死身なのか??
殺虫剤では死なないゴキブリ
ゴキブリは生命力が強いから専用の殺虫剤でないと死なないらしい。(ここ重要。)
じゃあゴキブリ専用の薬剤を使えばいいのかというと、どうも今後はそれだけでは安心できないようだ。
近年人間がガバガバと殺虫剤を使用するもんだから、薬剤に耐性を持つハイパーゴキブリが誕生しているらしい。
数多いゴキブリの中には薬剤から生き残る個体も存在して、それらが短期間で繁殖を繰り返して進化した結果、そのようなニュータイプのゴキブリが生まれてしまったということ。
こ わ い …
ゴキブリの進化ドキュメントもかなりのインパクトだけど、要するにそれって人間がゴキブリを進化させてるってことでしょ?
ひえぇ…
人類は誤った対策を取ってしまっていたのだろうか…。
人間が望むと望むまいとゴキブリは強靭な生命力をもって人間と共存していくのか。
以前にネットのトピックスで
「中国で男性があまりの耳の痛さに医者に診察してもらったところ、耳の穴から何匹ものゴキブリの幼虫が出てきた」
っていうとんでもないホラーニュースを読んだ。
中国で使用されている薬剤の強さなんて日本の比じゃないと思うが、そこに生息しているゴキブリの生命力たるや、推して知るべしである。
生きた人間の体でさえ繁殖に利用するとは…
環境汚染の末に人間が死ぬことになってもきっとゴキブリは絶対に死なないよね…
太古の昔から存続するゴキブリ
北海道にはゴキブリがいないとか、寒い地方ではゴキブリは棲息できないっていう話はよく聞く。
でもゴキブリが何億年も前から今とそれほど変わらない姿で棲息し続けているってことは、氷河期を乗り越えたんだよね?
それって、今はあえて厳しい環境には住む気はないけど、やる気を出せば生き残れますよってことじゃない?
もう絶対死なないじゃん、あいつら。
そもそも人間が太古の昔から変わらずにこの地球に君臨し続けているゴキブリと同じ土俵に立てると考えるほうが間違いなのかもしれない。
きっと常に移り変わる地球上で、ゴキブリにとっては人間の居住区域はひとつの餌場に過ぎないのだろう。
要するに人間が生み出す豊富な餌場をゴキブリが都合よく利用しているだけなのだ…。
ゴキブリには超能力がある?
『ゴキブリには学習能力があって、同じ毒餌には二度と掛からない』っていう話はよく聞く。
ゴキブリはテレパシーを使って仲間に危険を知らせることができる、とも聞いたことがある。(これはさすがに嘘じゃろ…?)
…テレパシー?超能力?
まあ凄いかもしれない。
しかし人間はひとりひとりはか弱いけれど、知恵や団結力によって現在に至る高度な文明を築き上げてきたのだ。
しかし一方で醜怪な姿をしたゴキブリ共ときたら、やれやれ…
強靭な生命力と繁殖力、言葉を発することなく仲間に危険を知らせる能力。
それぞれの個体が強固。個にして全、全にして個。
最強じゃないか…
ゴキブリが太古の昔からほとんど生態を進化させていないのは、きっと変わる必要が無いからなのだろう。
「進化?文明?それって必要?www
俺たちこのままでも十分でーーーすっ!!!」
ってことなのだろう…
消極的ゴキブリ対策
様々な理由からゴキブリには勝てないと悟った私は、正面から勝負を挑むことを諦めた。
できるだけ無駄な戦いは避ける、奴らとの遭遇を減らす方向で作戦を立てることに決めたのだ。
ゴキブリが住居に侵入してくるのは食べ物が目的だろうから、それならばその餌を与えなければいいわけだ。
などの対策を取った。
他の記事にも書いたが、そうやって身の回りの環境を清潔に保つことによって、幸い私の部屋のゴキブリの出現率は極めて低い。

今後はより良い薬剤が開発されていくかもしれないが、それでも人類の勝算はそれほど高くはないだろう。
今はまず敵と対面しないことを第一に優先するべきなのだ。