なぜ?京都・鴨川沿いに座るカップルたちが等間隔になる理由

連日の豪雨ですっかり忘れていたけど昨日は七夕だった。
当然天の川は見えなかったし、地上の河川も氾濫していて世間は七夕どころじゃなかっただろう。
ま、寂しい独り身としてはリア充達のカップルイベントが流れてざまあといったところか。

そんな性格だから独り身なんだよ、とかそういった説教はまた今度だっ。

川にまつわる恋人イベントで思いだしたんだけど、皆さん「鴨川の等間隔カップル」ってご存知ですか。

どういうものかというと、京都は鴨川の河川敷に、実に均等な距離を空けて並んで座るカップル達のことだ。
地元ではお馴染みの街の風景のひとつなんだけど、普段見慣れていない人間が見ると結構不思議な光景らしい。

一体どんな光景なんだとここで気になった人がいるかもしれない。

しかし幸せそうなカップルの写真を撮る趣味は私には無いので、今ここに掲載できる資料を持ち合わせてない。適当にググってくれ。

 

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鴨川等間隔の法則

鴨川沿いにカップルが等間隔に並んで座る現象、
その名も「鴨川等間隔の法則」。

そのまんまである。
世の中にはほんと色んな法則があるんだなあ。

画像検索した人なら分かると思うけど、見事に「メジャーかなんかで測ったのか?」というような均等な間隔でカップル達が座っている。

一体どういうわけでこんな一定の距離を保って座っているのか?

京都には隣との距離をきちんと測ってから座る決まりでもあるのか、それとも京都人には自然に等間隔に座れるDNAでも刷り込まれているのか。

不思議に思うかもしれないが、実はこの現象にはちゃんとした根拠があるのだ。

それでは今から、これまでに自分が目撃したり実際に等間隔で座った友人・知人の経験談などを参考に、なぜ鴨川のカップル達が等間隔に座るのかを解説していく。

鴨川・等間隔カップルの作り方

それではこれから鴨川等間隔カップルの形成過程を説明していきまーす。

 

まず、まだ人もまばらな鴨川の河川敷に数組のカップルがやって来る。
空間はゆうにあるので、彼らは特に何も気にすることなく適当な場所に座る。

 

段々と人通りの多い時間帯になってくるにつれ、河川敷にも人が増えてくる。
それに伴い河川敷に座るカップル達も増えてくる。

 

更に人が増えてくる。
カップル達は2人だけの空間を確保するため、他人との距離感を保つため、出来る限り両サイドの知らない人間達から距離を取って座ろうとする。
結果、左右どちらの空間にも同じくらいの距離の幅が生まれる。

 

新たに座りたいカップルがやって来ても、両サイドにパーソナルスペースが確保できる距離が無ければ、たとえ物理的に座れる幅があったところで間の空間は埋まることが無い。
「空いてるとこないねー」といった感じで、他へ座れる場所を探しに去って行く。

 

もしも座っていたカップルがその場から立ち去ることがあれば、新たに現れたカップルによって速やかにその空間は埋められていく。

 

一日中この繰り返しである。

京都の名物風景・鴨川の等間隔カップル

理由を知ってしまえばなんてことはない。
単に日本人の、ひいては京都人の、沈黙の内に場の空気と相手との距離感を読む能力が発揮された結果なのだ。

場所柄、外国人旅行者も多いので中には同じように河川敷に座る旅行者達もいる。
日本人じゃないから間隔が乱れるんじゃないか?って思うかもしれないが、意外と「あ、もしかしてあの間隔を空けて座ったほうがいいの?」って感じに同じように距離を空けて座ってくれたりもする。

寒い季節などにはさすがに人もまばらになるのだが、夏場なんかは特に夜遅くまでカップル達がいちゃいちゃと蜜月を過ごしている。

金をケチりたい身としては、友人とお手軽に缶ジュースでも片手に河川敷でダベりたいと思うのだがなかなか空いている場所が無く、等間隔の法則を崩してまで間に割って入る気概も無い。

そんな地べたに座り込んでないで、どうせなら夜景の綺麗なレストランにでも行って素敵なディナーでもしてこいよ!寂しい独り身の人間に場所を明け渡してくれよっ!と思うのだが、鴨川の風情を楽しむのも恋人達の定番デートのひとつらしい。

もういっそ、あぶれた人間同士できゃっきゃうふふと間に割って入って邪魔をしてやれと思うけど、カップル達はお互いのことに夢中で周りの外野のことなんか目に入らないんである。くそう。

レッツ! 鴨川等間隔カップル

ま、そんな風に鴨川等間隔カップルは京都のちょっとした風物詩のひとつなんで、京都に来た際にはどうぞ鴨川にお立ち寄りください。

眺めるもよし、観察するもよし、自ら参加するもよし。

ただし立ち寄る際には悲しい気持ちにならないように、あらかじめパートナーの人と一緒に現場へ向かうようにすることっ!