メルカリを始めてよかった3つのこと

出品者からは何かと悪評の多いメルカリであるが、かくいう私もメルカリを利用するにあたっては日々様々なめんどうくさい出来事に遭遇する。

しかしそれでもメルカリを続けるのにはそれなりに「メルカリを始めてよかった!」と思うことがあるからなのだ。

不要品の販売目的でメルカリを始めて現在も出品がメインとなっているのだが、今回は私が個人的に「メルカリを始めてよかった」と思う3つのことについて書いてみる。

 

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1. 売上金が入る

家の中の不用品がお金に換わる。

何といってもやっぱりこの理由が一番でしょう!

 

お店に売っても大した金額にならないし、友人に譲るにしても相手の好みに合わないとそれもなかなか難しい。

何よりも自分がお金を出して買ったものだと、どうしても勿体無いという気持ちが出てしまいなかなか手放せない…。

しかしメルカリに出品すればものによってはけっこうな値段で売れることもあるので、この対価の存在価値はかなり大きい。

家の中に眠っている自分にとっては無用の長物や、状態はいいけれどもどこに売ればいいのか分からない…といった物でさえ、メルカリなら欲しがる人さえいれば売ることができる。

本来ならば捨てるしかなかった、まさにゴミのようなものでもお金に換わり、しかも他の誰かに有効活用してもらえるのだ。

2. 部屋が片付く

身の回りの物を売って家の中が片付いていく。

不要品を売ることによって生じる副産物。

 

もう使わなくなったものや勿体無くて捨てられなかったものを売って、その結果として家の中がすっきりと片付く。

捨てるのが惜しくてずるずると手放せずに今まで取っておいたものでも、お金に換わって誰かに使ってもらえるとなると思い切りがつく。

お金に換わるのでどんどんと出品できそうなものを家の中から探し出す。
お金に換わるのでどんどんとその選別作業がはかどる。

私はもともと貧乏症ということもあり、物に執着しやすく、自分が好きで買ったものを手放すということがなかなかできないでいた。

しかし売上金という対価が生じることによって、「その商品の本質的価値に執着しているのか?値段という付加価値に執着しているのか?」ということを考えるようになり、所有物に対する視点が変わった。

「手放したくない理由は、お金か?気持ちか?」
そう考えることによって取捨選択が可能となり、本当に必要なものだけを残せるようになった。

3. 買い物に慎重になった

何かを購入する際に以前よりも慎重に判断するようになった

良いことではあるが、しかしこれはメルカリを利用したことによるトラウマとも言えるかもしれない。

 

メルカリに不要品を出品するために家の中をガサガサとしていると、自分で思っていたよりも使っていないものがたくさん出てくる。

「そういえば一目惚れして買ったな~」
というものもあり、しかし惚れた割には段ボール箱の底に眠っていたりもする。

売ろうと判断したものについてはどんどんと出品していくのだが、すぐ売れるものもあれば売れないものもある。
売れるものについてはコメントや値引き交渉の嵐、なかなか売れないものについては再出品したり写真を撮り直してみたり、どちらにしても何かと苦戦を強いられる。

そういった多くの苦い経験を踏まえて、最近は何かを購入する際には
「この商品に対する我が家での実用性は?汎用性は?」
「購入したとして部屋の雰囲気に合うのか?」
「明日の自分もこれを欲しいと思っているのか?一時的な感情ではないのか?」
などと、色々と具体的な想像をしてから買うようなった。

…だってそうやって慎重で的確な判断を下さなければ、

またメルカリに出品する羽目になるかもしれないから!!!

そういった脅迫観念のもと、自ずと購入の判断を慎重に行うようになった。
なんかもう、メルカリが自分に与える負の影響力がすごくて震える…。

でも思い出まで売らないように…

色々あるとはいえ、メルカリで身の回りのものを出品して、それがお金に換わるとなると純粋にうれしいし楽しい。

リサイクルショップで売るよりもいい値段で売れるし、時には驚きと高揚感を覚えることもある。

昔購入した商品にプレミア価格が付いていたりすると、自分の出品物にみんなが欲しがる価値があるのかとうれしくなり、他にも売れるものが無いかと所持品を一点一点調べてみたりもする。

…そうやってどんどんと出品を続けていくと、無意識のうちに出品作業にのめり込んでいるなんてことがある。

そして気が付くと売る気の無かったものまで出品しようとして、いつの間にか目的と手段が入れ替わっていることに気が付く。

 

メルカリで出品物が売れるのは楽しいけれど、本来の目的を忘れて売上金や評価数を気にするあまり、手放してはいけないものまで出品しないようにしたい

これを読んでいる人にも、大事な思い出の品まで売ることが無いようにぜひ気を付けてほしい。