メルカリに新機能の「オファー」が追加されたが、メルカリから送信されてきた「お知らせ」の詳細を読んだ瞬間、「出品者に嫌われそうな機能だな…」と思った。
実際、「オファー」機能が使用され始めてからの評価については、メルカリボックスを覗いてみるとあまり歓迎されていない様子。
苦言を呈されている実際の声は、
★やたらと無闇に「オファー」を押される
★購入には至らないことが多い
などといった内容。
メルカリとしては何かしらの改善策として今回のこの機能を追加したのだろうけれど、しかしちゃんと有意義な効果があるのだろうか?と疑問に思う。
値引き「オファー」機能とは
値引きの「オファー」とは、コメント機能を使うことなく希望価格を打ち込むだけで簡単に価格交渉ができる機能のこと。
なお「オファー」のやりとりは第三者に公開されることはないので、出品者と交渉者の2人の間だけでこっそりと値引き交渉を行うことができる。
※ 取り引き画面より、オファーの詳細↓
一体何のための機能なのか?
「オファー」機能を追加したことによって、取引きに何か新しいメリットでも生まれるのだろうか?
何かしら建設的なことがあるとしたら、
★コメントからは交渉しづらくても「オファー」を使えば気軽に行える
といったことだろうか。
いずれにしても出品者側には特にメリットは感じられない。
「オファー」機能によって取引きの活性化はあったのか?
果たして「オファー」機能が付いたことによって取引はスムーズになったのか??
プラス効果の期待に反して、メルカリボックスには早くも続々と
「値下げを承諾したのにバックレられた」との声が寄せられている。
コメントのように公開されているわけではないので、気軽に交渉して気軽にバックレるといったところだろうか。
まあ、こうなることはおおよそ予想がつきそうなものだが…
そもそも多くの出品者が嫌う価格交渉者の言動に「挨拶もしない」・「突然に値引き額だけを提示する」というものが1・2位を争う勢いで挙げられているのだが、これってまさに「オファー」機能そのものじゃないのか?
感じが悪いことはもちろんだが、出品者側からの細かな妥協案の提案などができない分、交渉を成立させる手段としては非効率なんじゃないだろうか。
このへんがすごくメルカリ運営サイドと出品者側との思惑が食い違っているところな気がするのだけれども…
まあそれはいつものことか…。
「オファー」機能を使う人にはダメ元交渉の人が多い印象だから、結局のところ無茶なコメントが「オファー」にすり替わっただけな感じだ。
あと個人的には承諾ボタンとお断りボタンの位置が近すぎて、ミスタップをしてしまいそうで怖い。
もしもとんでもない値引き価格を間違って承諾してしまったらどうするんだ??
近いぞキケン。
そんな理由でこの画面を開くのすらイヤ。
「オファー」機能、出品者に嫌われそう
「オファー」機能に関してはオファー交渉者についてもそうだけど、何よりメルカリ運営事務局が出品者から嫌われそう。
メルカリのこの「とにかく売れればユーザーの気持ちなんてどうでもいい」って姿勢が今までも、そしてこれからも出品者たちに嫌われ続ける理由だろう。
あんまり変な機能ばっかり付けないでほしいなあ…
そんなことよりも魚のオブジェの諭吉とかを取り締まることの方が優先なんじゃないのか??
せっかく追加された機能だけど、個人的には「オファー」が来てもスルーする形で対応していきますよ!