メルカリにおける絶対不可避の値引き交渉事情

メルカリユーザーの間で交わされる激熱議論のなかのひとつ。

それは値引き交渉問題である。

何だか外交問題みたいな格調高い響きがあるけれど、メルカリ界においてはそれにも匹敵するほどの重大な関心事項であり、常に時事的問題なのである。

「メルカリ・値引き」でキーワード検索すると、続いて「メルカリ・値引き・方法」と候補が上がってくるが、と同時に同程度の「メルカリ・値引き・ウザい」という候補も上がってくる。

メルカリ内にはどうやって商品を値引こうかと画策するユーザーがいる一方で、片やいかに値引き交渉者を寄せ付けないようにするかと対策を練るユーザーも同じように存在する。
両者には相容れない立場の違いや考え方があり、その溝は埋まること無く深い。

メルカリにおける値引き問題とは一体どういったものなのか?

これから私の実体験をもとに独断と偏見でメルカリにおける値引き交渉事情を紹介していく。

 

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メルカリにおける値引き交渉の現場

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前回上のような記事を書き、メルカリについてはもう達観の域に達しているのかといえば全くそんなことは無く、メルカリにおける値引き交渉問題に対する私の気持ちを言い表すならば、「メルカリだるい。値引き交渉まじウザい。」これに尽きる。

なにも値引き交渉の全てに嫌悪しているわけでは無い。
それは他の大半のユーザーも同様であり、敬遠しているのは「非常識な値引き」についてである。
要するに売値に対して大幅に値引いてくる行為に対して辟易しているのである。

私も最初の頃は値引き交渉者達の提案価格に、この数字は書き間違いなのかと目を疑ったものだが、どうやら本人達は真剣に交渉を持ちかけているらしい。

ぶっ飛んだ価格に思考が吹っ飛び、「*!△×@+??何言ってんだおま*;#バカバヵふざけんなアンポンタン」と5歳児並みに知能が退行する。

ぶっ飛び価格にわななきながらも辛うじて平静を保ち、震える手で「申し訳ございませんがそこまでのお値下げは致しかねます。」と大人のコメントを丁重に返す。

コメントは全ユーザーから閲覧可能なため、他のまともな購入希望者達からまで人格を疑われては困るので心証を悪くしないためにも丁寧にコメントを返すしかないこの状況がマジでつらい。

辛うじて取れる措置はといえばコメントを返した後に相手をブロックすることくらいのことだ。

メルカリにて遭遇する値引き交渉者たち

値引き交渉者と一口にいってもそこには習性を異にした何タイプかが存在する。

★気に入った商品とみればなりふり構わず大幅な値引き交渉を持ちかけて来る猪突猛進型肉食系。

★気に入った商品があれば「いいね」を付けてしばらく静観。様子を見てから値引きが可能かどうか交渉を持ち掛けて来るハンター型肉食系。

★自ら値引き交渉を持ち掛けて来ることはないが「いいね」を付けた後は値が下がるのを静かに待ち続ける草食系(むしろハイエナ)。

 

それではそれぞれのタイプに対してどのような対応を取っているのか。

猪突猛進型については、突進してきたらヒラッとかわしてサクッと拒絶。その後速攻ブロックで終了。

ハンター型は値下げ希望額がまだ常識の範囲内なので、一考した後そのうち売れそうなものならお断り、売れ無さそうなものについては値下げに応じる。

そしてある意味一番どうしていいのかが分からなくて困るのが草食系。
「いいね」は付くものの一向に売れないので再出品するとまたしても「いいね」を付けてくる。しかしやはり売れない。
なんやねん

最初は何がしたいのかと思ったがどうやら値が下がって来るのを待っているらしい。静かなる値引き要求者といったところか。
こちらとしては一体どこが妥協価格なのか分からないし、放置しておく以外に何もできない。

困った言動が多い値引き交渉者たち

最近はもう慣れてきたもので、非常識な値引きのコメントが来たらお決まりの定型文で対応してブロックボタンをポチッの一連の作業で即終了。

何もブロックまでしなくても…
とお思いかもしれないが、大幅な値引き要求者達には購入後も色々と面倒を起こしてくる人間が多く地雷率が高いのである。

 

「発送って今日中に出来ます??急いでるんですけど!」
→発送までの日数は商品ページに書いてある。無茶言うな。

「もう購入しちゃったんだけど他の商品と同梱に出来る?」
→無理。メルカリ事務局に相談しろ。

「これって私でも上手く使えますかぁ?」
→知らん。(お前誰やねん。)

 

こういった感じに面倒くさい言動が多くて困っていたのだが、ある時ネットでメルカリで値下げを断ったところ、その後黙って購入されたものの商品受け取り後のメッセージで「値引きをしてくれなくてむかついた」と書かれ、それを理由に悪い評価を付けられたという世にも恐ろしい体験談を読んで以降、非常識な値引き交渉者に遭遇すると問答無用でブロックをかますようになった。

何が何でも値段を下げたい値引き交渉者たち

そもそも出品者にとっては値引き自体が歓迎されざる行為なのだ。

購入者側は購入ボタンをポチっと押せばいいだけなんだけど、出品してる側はと言えば写真撮影・商品説明・梱包作業・発送作業といちいち手間と作業に費やす時間が多い。
対面販売なら「はい、どうぞ」で済む話もネット販売だとそうはいかない。

そして更に売れた際にも販売手数料と送料が売り上げ金から引かれていくので、出品者側はかなり負担が大きい。

 

…そんだけ手間暇掛けたんだからどうせなら高く売りたいじゃん?
普段ちまちま貯め続けたポイントやセールを駆使して商品買って、生活の中でフル活用して、そんでもう売った方がメリット有ると判断したらさっさと売って次の生活の糧にする。
獲物の骨や毛皮まで余すことなく有効活用する狩猟民族のように生きている貧乏人にしたら1円でも高く売りたいじゃん?

 

高く売りたいと言ってもさっさと売って現金化したい私は、大抵は相場の最低ラインの価格で出品をする。
コンディションも他の出品物よりもいいし、ここはもう間違いなく即購入でしょ!
と思いきや、やはり半値くらいの値引きを要求されたりする。

もう「相場より高いから負けて」ではなく「安いものを更に安く!」っていうスタンスなのである。

そして値引き要求者の中には「どうせ不要品なんだから安くしてよ」という空気を出してくる失礼な人間もいる。

いくら不要品だからと言って割に合わないことはしたくはない。
値段の安いものなんか時給に換算したら一体いくらなんだと腹が立つ。
ただでさえメルカリの相場価格は低いのに、その上値引きまですると下手したら損益が出ることにもなりかねない。

そんな奴らはやりがいと引き換えにサビ残を要求してくるブラック上司と一緒だ。
毅然とお断りして問題無い。

出品者を悩まし続ける値引き交渉者たち

非常識な値引き交渉者の横行が原因でメルカリと決別していくユーザーも少なくない。
今後更に魔窟のような無法地帯化が進んで行くのだろうか…。

自分は今のところ他の常識的な購入者達のおかげで辛うじて踏み留まっているわけだがいつまで続くか。

これからメルカリは一体どこへ向かっていくのか。

上場を果たし、今後の経営の方針も色々と検討しているのだろうが、フリマアプリを謳っている以上はおそらく値引き行為自体を規制することはないだろう。
果たしてユーザーにとって快適な取り引き空間となるのだろうか…?

 

誰か教えてくださーい。

山田さぁーーーん
(山田さん:山田進太郎氏。株式会社メルカリの設立者。正直今どうでもいい。)