ついに我が家にもやって来た。
毎年のNHKからの受信料の取り立てを無視し続けていたら、ついに…
今日ポストの中を見たらこんなものが入っていた。
受信契約のお手続きのご案内
大きな字で「重要」って書いてある。大事な書類なんだ…
NHKのスタッフのかた、わざわざ投函ご苦労さまです。
しかしうちにはそもそもテレビが無いんですけど。
「受信契約のお手続きのご案内」の中身
封筒の中身はこんな感じ。
「テレビを見るなら受信料払わなきゃダメだぞ☆」って内容。
テレビ無いっつってんだろ。
ちなみに後日、第2弾も届いた。
うぜえ。
NHK受信料の取り立て屋との毎年の攻防
テレビを持っていない人間にとってNHKの受信料の取り立てほど鬱陶しいものはない。
テレビが無いのにも関わらず、テレビを見ている前提で取り立てにやって来るのだ。
それも毎年。
取り立てスタッフといっても人によって性格は様々だから、対応が簡単に済むか、そうでないかは相手の人間次第だ。
1年目 「テレビ無いです。」→帰る
2年目 「テレビ無いですって。」→帰る
3年目 「テレビ無いですってば!」→帰る
ここまではよかった。
しかし次の4年目が問題だった。
4年目。
その年も毎年恒例のHNKの受信料の取り立て屋がやって来た。
そして私も毎年恒例のセリフ、「テレビ無いです。」を同じように繰り出す。
しかしこの時のNHKスタッフが少々おかしな人で、「無い」と言っているのにも関わらず、こちらの話を一切聞かず「契約してください~契約してください~」とうわごとのように繰り返す。
「うちテレビ無いんですが。」
「ちゃんと契約しないとダメなんです~」
「テレビ無いって。」
「契約してください~」
「帰ってください」
「契約してください~」
「…。」
「契約してください~」
「…警察呼びますよ。」
「はい~契約してください~」
「契約してください~」
「契約してください~」
警察呼んだ。
その後受信料取立て男は駆け付けた警察官によって取り押さえられ、色々と小言を言われたようだった。
(私は家の中に居たので見ていない。)
その後に聞いた警察からの説明は
「一人暮らしの女性の家に居座ろうとするのはちょっと…そういった注意はしておきました。
しかし何もしていない以上はこちらからできるのはそれくらいです。
あの男性の会社に連絡をする等もできません。」
というもの。
じゃあ挙動のおかしな人間が家の前に張り付いていても何も対処できないんだ?
会社側に苦情も言えないんだ?
へえ…そう…
?????
この一件が腑に落ちず大変に気持ち悪かったので、それ以降は受信料の取立て屋がやって来ても一切対応せずに居留守を決め込んでいた。
そんな状態が数年間続いた末のこの「受信契約のお手続きのご案内」の投函。
もういい加減にしてほしい…
受信料の取立て屋はなぜあんなに必死なのか
なぜ受信料の取立て屋は手当たり次第ドアピンポンを決行し、相手の状況に構わずしつこく粘り続けるのだろうか?
天下のNHKの技術をもってすれば受信機器の有無の判断などできそうなものだが、本当に「訪問」というアナログな形でしか対応できないものなのか?
取立て屋の強引さからは、正直「あわよくば」って感じがするのだが…
実際受信料の取立てにやって来るのは、NHKから業務を委託されている企業の契約社員だ(元・末端のN関係者から聞いた話)。
彼らの行動の非常識さから推測すると、おそらく歩合制で働いているのではないだろうか。
契約件数で給料の額が決まるというのであれば、「テレビが無い?知らん!とにかく契約契約!」といった彼らの行動にも頷ける。
テレビを持っていない人間にとってはただ迷惑
テレビを見ているのに受信料を払っていない人間がいることも事実だろう。
しかし本当にテレビを持っていない人間にとっては、架空の受信料の取立てはただただ迷惑な行為なのだ。
毎年毎年しつこくやって来るし、「テレビが無い」と説明してもはなから疑った態度で食い下がってくる。
先ほどの警察沙汰の一件もそうだけど、払う義務の無いものについて「嘘ついてんでしょ?いいから払え払え払え!」という態度で迫ってこられるのは、恐喝じみていてとても苦痛なのだ。
また今年もおかしな人間がやって来るかもしれないとビクビクしていなければならない。
もうちょっとマシな方法は無いものなのか、考えてほしい。
今後もテレビを見る予定はないよ
もうかれこれ何年もテレビの無い生活を続けていて特に不便も感じていないので、今後もテレビの導入は考えていない。
最近はSNSなんかで「メディアの言うことウソばっか」「マスゴミ最低」などの声をよく見かけるし、件の受信料取立て屋のこともあり、ますますテレビを見る気が失せている。
NHKは公共放送として~その運営は放送法に基づく受信料に支えられています。
「放送受信契約のご案内」より抜粋
受信料が支払われなければ放送が成り立たないのは事実だが、NHKは今後もテレビがメディアの天下を取っていけるとでも思っているのだろうか。
年々若年層のテレビ離れが進んでいる事実をどう思っているのか。
受信料を払え払えと言っているだけでなく、今後は何か別のアプローチも考えたほうがいいのではないだろうか?
もしもNHKの誰かがこれを読んでいるのなら、一意見として参考にして頂きたい。
お願いします。さようなら。