夜勤の人間関係は楽なのか?実際に入ってみないと分からないかも…

「働くこと自体にそれほど抵抗はないのだけれど、職場の人間関係が嫌だから仕事に行きたくない…」

という人はけっこう世の中に多いのではないだろうか。

実際に職場の人間関係が煩わしいという理由で、人の少ない夜勤という働き方を選ぶ人もいる。

確かに夜間には昼間特有のゴミゴミ感は無く、仕事場だけでなくロッカールームや食堂、廊下などでも、人との距離が広くて過ごしやすい。

またそういった物理的な距離だけでなく、人が少ないということによって自分にとって苦手な人間と一緒になる可能性も低くなり、精神的な安心感を持つこともできる。

そういった意味では非常に過ごしやすい環境と言える。

 

…しかしいくら人が少ないとはいえ、仕事というものは日勤においても夜勤においても、結局のところは人と人とが関わり合い協力し合って業務をこなしていくものなのである。

結論を言ってしまうと、夜勤は人間関係が楽である可能性が高い、しかしそれは日勤と同様にその時の運などによっても左右される。ということだ。

 

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夜勤の現場で働いている人たちとは?

夜勤で働いているスタッフというのはどのような人たちなのだろか。

私自身が見たり聞いたり体験したりして知っているのは、工場の製造現場に関してだけである。
それに限って大まかに書いてみると下記の通りである。

 

★比較的若手の正社員
正社員に関しては入社後~10年目位の若手の社員が多い。
加齢と共に夜勤がきつくなるのと、昇進によってそのきつい仕事から免れることができるようになる、というのが主な理由であると思われる。
なので中途採用者に関しては若年層には限らないことも多い。
★老若男女の派遣社員・アルバイト社員
非正規労働者に関しては年齢層も幅広く、職場によっては女性が少なくないこともある。
純粋な生活費のためや副業・何かの目的があってお金を稼ぎたいという理由の人が多く、職場で居場所を求めるようなタイプではなく人間関係に関しては比較的ドライな人も多い。
また、人と上手く関わるのが苦手という理由で夜勤を選ぶコミュニケーション不全の人間も少なくない。

もしも運が悪いと起こってしまうこと

夜勤の業務というものは日勤でまかないきれない製造ノルマを補うことや、24時間稼働している機械を監視することなど、基本的には日勤よりも業務内容や仕事の負担量が少ない場合が多い。

また日勤特有の慌ただしさや緊張感なども夜勤の現場までは伝わってくることは少なく心理的負担も軽い。

そういった理由などから、夜勤の仕事自体はそれほどきつくないことが多いかと思うのだが、しかし実際の現場にいるスタッフの人間性によってはそうとも言えなくなる可能性もある。

特に非正規社員にとっては上司にあたる正社員の場合。

多くの夜勤社員はその企業の若手社員であることが多く、それゆえ昼間であればいるはずの上司がいないために、その解放感から仕事をサボったり非正規社員に仕事を丸投げする、といった社員も中には存在する。
また夜勤の現場においては自分たちがトップのポジションであるがゆえに、上司の目が無いことをいいことに、非正規社員に対して横柄に振る舞う者もいる。

そして自分がその上司たちの都合によって仕事の負担量を増やされた時。

場合によっては周りの人間に助けてもらえる可能性もあるわけだが、夜勤のスタッフというものは前述もした通り、あまり他者とのコミュニケーションを取らない人間が多い。

困っている人にどのように声を掛けたらいいのかが分からない、単純にただただ気が利かない、もしくは他人のことはどうでもいい…といった人間も多く、もしも自分が困った事態になった時に助けてもらえる可能性は高くない。

そしてコミュニケーションを上手く取れない人間の中には、攻撃的・閉鎖的・口達者だが自己中心的、、というような性格の者もいて、そういった人間はトラブルメーカーにもなりやすい

そのような人間が他スタッフに対して非協力・妨害・暴言・業務放棄などを行った時に、現場に若手正社員しかいなければ、若手故に気が回らずに上手く現場をまとめることができずに事態の収拾がつかなくなる可能性がある。

夜勤ゆえの閉鎖的空間

夜勤には楽な面もあるのだが、しかし就業先によっては夜勤特有の閉鎖性が存在することもあるので一概に楽な点ばかりであるとは言い切れない。

夜勤の人間関係が楽かどうかは、その企業の体質、または現場の社員の性格によっても多分に左右され得る。
またタイミング悪く繁忙期の人員不足の時期に入ってしまうと、仕事内容自体が日勤と変わらずに大変である可能性もある。

そのあたりは日中・夜間に関わらず共通項と言えるのではないだろうか。

夜勤の仕事は楽だろうと高を括らずに、面接の段階で仕事内容や職場の雰囲気、離職率などについて担当者にきちんと確認をしておいたほうがよいだろう。