京都の住民のみなさんに朗報です!
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京都人の災害時の味方「京のかがやき疏水物語」
先日京都の地下鉄を利用したんだけど、何気に車内広告を眺めてたら『疏水物語』っていうキャッチ―な文字が目に入ってきた。
疏水って京都を流れている人口河川ね。
まあ京都の人間なら大抵知ってる生活用水を運ぶ川のことだ。
で、その疏水が何なんだと。
一体どんな物語が展開しているんだ?行政がまた変な企画を始めよって…
と広告に目を落とすと、どうも疏水の水を使用した非常用飲料水のことらしい。
『災害用備蓄飲料水』『10年保存』と謳われている。
10年保存?すごいね!
5年保存の備蓄飲料水は目にしたことあるけど、10年保存って初めて見たよ。
しかし疏水の水を使用しているってことは、多分京都の近辺で買えるってことだよね?
へえ~、と急に興味がわき出す。
…でも10年保存ってことは、「ちゃんと10年間保存できます!」って実証ができなきゃ、その表示は記載できないよね?
やっぱり10年かあるいはそれ以上の時間を掛けて開発してきたわけ?
ってことはかなり以前からその企画は進行してきたわけだよね?
一体どんな背景から製品開発が始まったんだろう…
ついに、『疏水物語』は誕生した…
(ここで流れ出す、中島みゆき/地上の星)
「京のかがやき疏水物語」の変遷と概要
気になるから家に帰ってからインターネットで速攻で調べた。
『京のかがやき 疏水物語』とは、京都市のHPより
上下水道局では,平成15年に「第3回世界水フォーラム」が本市で開催されたことを契機に,各家庭や事業所等での飲料水の備蓄,安全・安心でおいしい世界最高水準の水道水のPRを目的として「京の水道 疏水物語」の製造を開始しました。
とある。
本当に結構以前から開発されていたらしい。
そして当初『京の水道・疏水物語(5年保存)』だったものが、最近『京のかがやき・疏水物語(10年保存)』へと生まれ変わったらしい。
名前まで地味に生まれ変わっとる。
そしてこのデザインである。
※代理画像ですよ。(今写真無いから。)
でもほんとこんなシンプルなデザイン。
そしてかなり渋いテイスト。
『疏水物語』なんていう名前だけど、どんな特別な水を使ってるんだと思ったら、製品説明に「京都市の水道水を工場でろ過・加熱処理したものです」とある。
まあ、要するに水道水。
ここは突っ込みどころじゃないのか?って思ったけど、でも疎水を通って流れてきた水だから合ってんのか。
やたら疏水疏水って、疏水押しが強いこの保存用水。
でも京都の町にとっては疏水って重要な生活用水の要なのだ。
大昔から水不足に悩まされてきた京都の町は、近年疏水を造ったことによってそれを解消することができたのだ。
京都疏水の水源である琵琶湖を有する滋賀県についていじったりすると、滋賀県民から「琵琶湖の水止めたろか?」という有名な返しを食らうことになる。
(実際止められたら困る。この脅しの前には無条件にひれ伏すしかない。)
京都の水=疏水の水 みたいな認識からこのネーミングなのかな?と思う。
そして1本(490ml)あたりのお値段は100円(税込)である。
500mlのミネラルウォーターが100円くらいで手に入るわけだから、備蓄用ならこっちの方が断然よくない?10年もつよ?
しかも京都市内に限って無料で自宅まで配達してくれる!(ヒュー♪)
配達サービス以外でも、上下水道局の営業所や京都市内各所の自動販売機でも購入できるようだ。
そのうちに機会があったら買ってやろうと思う。
「京のかがやき疏水物語」おすすめやぞ
まだ自分で買ってもいないのに勧めてくるなんて無責任だと思われるかもしれないけど、まあほんと無責任だよね。
自分でもなんでこんなに押してるのか分からないけど、行政特有のネーミングセンスとパッケージデザインがやたらとツボを刺激してくる。
もう開発から販売までの物語を絵巻物みたいにして、ボトルのボディーにクルッと印刷してほしい。
「疏水物語」を販売している自販機の近くに行く用事って何かあったけな~?
とワクワクしている今日この頃だ。